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宇宙空母ギャラクティカ [DVD]価格: 980円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 遥か宇宙の彼方の植民星に住む人類はサイロン星人によって滅ぼされ、わずかに生き残った者たちは宇宙空母ギャラクティカに乗って、サイロンの追っ手をかわしながら伝説の惑星・地球をめざす旅に出る。 「スター・ウォーズ」の特殊技術を担当したジョン・ダイクストラが製作に加わったTVシリーズのパイロット版3時間を劇場用映画に再編集したSF大作。初公開時は超音波を用いた音響“センサラウンド方式”で公開された。現代の眼から見ると微笑ましい特撮の数々も、当時のTVとしては驚異的進歩のあらわれだった。リチャード・ハッチ、ダーク・ベネディクトら時の若手TVスターらの中、艦長役の名優ローン・グリーンが見事 |
ダンス・ウィズ・ウルブズ スペシャル・エディション [DVD]価格: 9,240円 レビュー評価:4.5 レビュー数:21 人気スター、ケヴィン・コスナーの第1回監督主演作品で、アカデミー賞作品、監督、脚本、音楽賞など7部門を制覇、またベルリン映画祭でも銀熊賞を受賞したスペクタクル西部史劇。 南北戦争で英雄となった北軍中尉ジョン(K・コスナー)は、戦後フロンティアを夢見てダコタ最西部の砦に赴任し、ネイティヴ・アメリカンのスー族と親しくなり、やがて彼らから「狼と踊る男」と称されるようになる…。 白人側からではなく、あくまでもネイティヴの側からアメリカ史を見つめつつ、西部劇ならではの景観とスペクタクル性を同居させた、堂々たる一大エンタテインメント大作に仕上がっているのは、やはり映画人コ |
The Heart of the Matter: (Penguin Classics Deluxe Edition)価格: 1,540円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 彼が本当に愛するのは妻?愛人?それとも…?
グレアムグリーンは宗教小説を書くことが多いですが、恋愛の描写も最高です!
この本のテーマはpity(哀れみ)とsympathy(同情)の違いだと思います。主人公は誠実でとても「いい人」なのにも関わらず、自分以外の人を「哀れんで」しまったが故に追い込まれ、追い詰められ、ついには破滅へと追いやられます。
もし同情で終わっていたなら、彼の人生は変わっていたかもしれません。
読み込めば読み込むほど、愛について、信仰心について、そして善悪について考えさせられる本です。 |
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The End of the Affair (Vintage Classics)価格: 1,248円 レビュー評価:4.5 レビュー数:6 第二次世界大戦中から戦後のロンドンを舞台にしたグレアム・グリーンの『The End of the Affair(邦題:情事の終り)』は、自己愛、他者への愛、神への愛の3つの衝突、つまりパトスの問題を描いている。ここで問題になっている情事とは、自己の世界に耽溺する小説家モーリス・ベンドリクスと義務的な結婚生活を送っているサラ・マイルズとの関係を指している。官吏をしている、サラの退屈な夫が開いたパーティーで出会った2人は、やがて変化のない不幸な日常生活からお互いを解放するようになってゆく。2人のロマンスが始まったころのあふれんばかりの情熱を振り返りながらベンドリクスはこう言う。「あのころはどちらが |
ABCDJ―とびきりの友情について語ろう価格: 2,100円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 ノスタルジックなフォト(←by masacova!)×白の表紙に惹かれて読んでみようと思いました。
その点でまさに期待通りという感じでした。
表紙と内容がマッチして、素晴らしいです。
ボブグリーンさんの他の著作を読んだことはありませんが、
今回のABCDJ、終盤になって思ったこと、これ、翻訳もすごくうまくないか?ってことです。
不自然なところがまったくなく、
まるでボブグリーンという方がそのまま日本語で書いたかのようだと思いました。
内容。
幼少時代から続く友情に訪れた、J(ジャック |
第三の男 (ハヤカワepi文庫)価格: 735円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 「序文」で、グリーン自身が「『第三の男』は読んでもらうためにではなく、見てもらうために書いたものだ、と言っているように、この本は映画のほうが圧倒的に有名で、私も過去何度かTV,DVDで観たものだ。あえて、原作を読んでみた。
原作を読めば、第二次大戦後のウイーンは米英仏ソ4カ国に共同管理されていたこと、ペニシリンの闇取引が横行していたこと、既に西側と東側の冷戦構造が見え隠れしていたこと等々がよくわかり、映画を観るにあたり予備知識としてなかなか興味深い。
映画は原作と若干変わっているのだ。一番の違いは、映画史上最も有名なラスト・シーンといわれている、例 |
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